叔母さんの百か日法要の為、登米市へ出向き別荘へ立ち寄った。

今日の目的は法要の為だけだから、すぐとんぼ返りのつもりだったのだが・・・・。

別荘へ行ったのは先月6日以来である。

その時は、ボイラー凍結防止の為に浴槽に水張りや凍結防止ヒーターへ通電する作業を行い、各所の蛇口を一個一個丁寧に水抜きしておいた。

だから、「パイプにも蛇口にも水が無い筈だから・・・・」と凍結防止ヒーターへの通電を一部省略したのは当然の成り行きだった。

電気代も通電するしないで雲泥の差があるし・・・・・。

昨冬、凍結で蛇口が2ヶ所も破裂し交換した経緯があるので凍結には十分気をつけていた・・・つもり。

ただ、気がかりはあった。

誰かが、たまたま用事で別荘へ立ち寄って外部の水抜栓を開け閉めする事である。

水抜栓の開け閉めだけでは混合栓などの器具内部から完全に水を排除出来ない為、その残水が凍結する事で器具を破損させるからだ。

まぁ、誰か?と言っても考えられるのは一人だけだが、最近あまり立ち寄らなくなっていたので知らせるまでもなかったから・・・・。

さて、昨年暮れから新年にかけ、数年に一度の寒波襲来などずっと厳しい寒さが続いていた今冬。

別荘へ着くやいなや恐る恐る水抜栓を開けた・・・・。

メーターが異常な廻り方をしなかった事で異常なし!・・・・と胸をなでおろした。

・・・・と、思ったのも束の間、何かおかしい!。

通水してボイラーを運転させたと言うのに、蛇口と言う蛇口全部が水もお湯も出てこないのだ。

洗濯機への蛇口からも水が出てこなかった。

完全なる水道管の凍結症状に陥っていたのだ。

洗面所の蛇口は、破裂まで行かないまでも器具の下部が大きく膨らんでいたし、浴室の混合栓は湯温調整部が壊れ、あちこちから水が噴出していた!。

全ての器具の内部まで完全に水抜きしていたつもりでも、現実に凍結したと言う事は何かの原因で器具内部に水が介在したと言う事でしかない。

原因追及どうのこうのと言っている暇もなく、「凍結防止ヒーターの通電を一部省略したのが悪い!」と閻魔様に叱られつつ、同じ品番のシャワー付き混合栓を買って来て取り付けたのは言うまでも無い。

2021年3月4日に交換しているから、まだ1年にも満たない期間での交換!。

年金暮らしの身には、24,000円の突然の出費は寒さよりも身に堪えたよ。