「遊びに行きたいと言っているんだけど・・・・」
娘から電話が入った。
6歳になる孫の大翔君がじいじに会いたがっているのだと言う。
拒否する理由もないしこちらも寂しくなっていたから「来たら・・・・」と返事する。
昨日行われた幼稚園での発表劇ビデオを見せたいから・・・・と言うのもあったらしいが、孫の魂胆は見え見えだ!。
我輩相手にゲームをやりたいのである。
『ドラクエビルダーズ』とか『ドラクエヒーローズ』に夢中になっている孫だが、なにしろまだ幼稚園児なのだ。
残念な事にまだ字が読めない!。
登場人物がしゃべっている意味さえも分からないと思う。
ロールプレイングゲームのほとんどは幼児向けではないので仕方ない事だが、その(言葉の)説明役に吾輩が担ぎ出されるのである。
コントローラーの操作なんてもう吾輩の比ではなく、「本当に幼稚園児?」と目を見張るこの頃・・・・。
「一人でやっていなさい」とゲーム部屋を離れて一階に降りた吾輩に、間髪おかず「じいじ〜、じいじ〜ちょっと来て〜〜」と呼ぶ孫の声。
「何〜。何だよ〜」と言いながらも、階段を上る吾輩!。
遊んでくれるのも今の内だけ・・・・との天の声に、いそいそと孫の元へ向かう吾輩に悲壮感はありませんです。
ハイ!。