昨日、退職してから毎月通い続けている〇〇クリニックで恒例の定期検査を受けた。

いつもは血液検査だけだが、半年に一度尿、血液の他、X線と心電図検査を行った。

年に一度、仙台市の健診も実施している身としてはそれだけで十分だと考えているが、掛かりつけの医師から「やはり、半年に一回は・・・・」と言われて止む無く実施しているようなものである。(笑)

問診で先生に先日経験した痰が喉に絡む件を話したら・・・・・。

おもむろにX線(今時レントゲンと言ってもいいのかな?)の画像を見ながら・・・・。

こことここに白い影・・・・(白い影!ってありか?)があるので詳しい検査をして貰った方が良い!

東北医科薬科大学病院へ紹介状を書くから・・・・」だと・・・・。

肺がん検査・・・・つまりX線検査を30年以上・・・・それも年2回ぐらい実施して来てこれまで一度も問題が無かっただけに、ガーン!まさに青天の霹靂の出来事だ!。

孫たちが成人するまで頑張りたいなぁ」と思っていたのに、結果次第で果たせぬ夢に終わる可能性がある事を突き付けられたようなものだから、年甲斐も無く胸が痛んだ。

もう少しでも早い方が良いから・・・・」と覚悟を決め、早速指定された病院へ向かった。

一人で行こうと決めていたのに、「あなたは打たれ弱いから・・・・」等と、意味不明?な迷言を言いながらカミさんがついて来た。

病院は我が家から距離にして2kmぐらいしかなく、東北厚生年金病院と言う名前で運営された当初から家族ぐるみで利用していた病院である。

1泊2日の人間ドックを何年か受診した事もあるが、宿泊した6階の部屋から我が家が見えるようでは・・・・と、わざわざ仙台厚生病院に替わった事もあったなぁ。(笑)

自宅から歩いて病院へ向かう途中、「肺がんで死んだ親父も晩年は痰に悩んでいたなぁ」とか、「タバコはやめてから12年近くになるけど、若い時はだいぶ吸ったからなぁ」とか「友人も2年前に肺がんで片肺取っているし・・・・」等々、マイナス思考ばっかり脳天を駆け抜けた。

経営母体も変わったし長い間利用していないから使えないとは思ったが、それでも一応・・・・と当時の診察券を持参したら、カルテはすでに廃棄され存在しなかったがID番号はそのまま継続されることになった。

ID番号はあるし紹介状もあるから早く診察してくれると期待していたら・・・・甘かった。

診察(問診)・・・・血液検査・・・・X線検査・・・・(血液検査待ち)・・・・診察(結果)・・・・会計・・・・と終了したのは5時間後だった。

その間、吾輩の鼓動は蚤の心臓の如く不安でおののいていたのだから・・・・。

さて、肝心の診察結果は・・・・。

血液検査の結果、肺炎などの症状に見られる数値に異常はなく、その他もすべて正常!だと言われた。

再撮影したレントゲン写真(X線画像)を見ると確かに小さな影は見られたが、医者の判定は「むかしの古傷だろう」と言う事に落ち着いた。

今後は3ヶ月に1度ぐらいの頻度で写真を撮り様子を見たら・・・・」との声を背に病院を後にした我輩だったが、多分スキップしながらの帰り道だったのかも知れない!。

真鯛釣りもゴルフもボウリングも旅行も・・・・またしばらくは楽しめる事実に思わず笑みが洩れたのは確かだ。

それにしても大病院の患者の多い事・・・・・ったらないよなぁ。

もちろん今後は行く気はありません!。当分!。