久しぶりに蕎麦を食べに出掛けた。
カミさんの友達が転居したと言う山形も一案だったが、吾輩の一存で福島に行くことにした。

相馬も原ノ町も、原発がある大熊町や楢葉町も、現役の頃は頻繁に通った所である。
そう!火力発電所を含めた工事の関係で・・・・。
12月6日に常磐道が浪江迄開通していた事もあって、新しい道を走りたい気持ちとついでにその頃食べた蕎麦屋を探して行って見ようと思ったのが理由だった。

仙台港ICから仙台東部道路に乗り相馬ICで下車。
料金は1,930円だった。
岩沼ICから片側1車線になるが、来年3月1日に常磐道が全通した暁には、息子の所へ行くには通行量が少ないこっちの方が走りやすいようだ・・・・と感じたが果たしてどうだろう。

ナビで近くの蕎麦屋を探した。
最初に行った所に店らしきものは何もなくて、工事中で通行止めだった。
津波で店が流されたとしか言いようがない。

すでに13:00近くになっていたので「あまり遠いところもなぁ〜」と、現在地から一番近い蕎麦屋を探し、相馬駅にほど近い『そば・よしとみ』と言う蕎麦屋に入った。
カミさんは天ざる1,080円、吾輩はかも(合鴨)せいろの大盛1,080円を注文した。

食後、海岸線に廻り松川浦近くに住む会社の同僚だった友人の家付近まで行った。
高台にある彼の家は、海がすぐ近くだと言うのに実害がほとんどなかったようでホントに良かった!。
駐車場にプレジャーボートがあったけど、暖かくなったら釣りにでも誘われようかな。
訪ねたかったが、車が見えなかったし「まだ働いて居るだろうから・・・・」と電話しなかった。
常々、「子供がまだ小さいからまだまだ働かないわけには行かない」と言っていたので、多分まだ仕事に就いていると思っているからだ。

別に通行料金が惜しかったわけではないけど、帰りは一般道を経由して帰宅した。
時間がたっぷりあるし、途中のスーパーでの買い物や、震災の被害を目に焼き付けるためにも・・・・。