朝の気温が−4℃。
天気は良くて風も吹いていない。
寒さだけだな・・・・と、フリースを1枚追加し寒さに備える。
昨日は用事があって田舎に泊まったのでみんなと一緒に出発する事になったが、風邪気味なのか朝起きた時は喉が痛かった。
7時に万石浦到着。
海に着いて分かった事だが、やはり海上は陸と違って風がある。
いつも静かな万石浦でさえパチャパチャ波が立っていた。
同じ場所に係留されている船はどれも出船した気配が無く、季節外れの感がした。
まぁ、こんな天候の中、魚釣りに出掛けるのは余程の物好きだけだなぁ・・・・と思った。

湾から外海に出たら増々風が強くなった。
とても希望していたポイント(岩場)へ向かう事は無理だった。
近くのカキ養殖棚で作業している船の近くで竿を出す事になったが、前回、全然釣れなかったポイントだった。

岩場であればエビ餌のテンヤでやろうと準備して来たのに・・・・。
実弟のタケチャンマンから青イソメを分けて貰い、カレイ仕掛けで釣ることにした。
カレイ仕掛けは、こういう時の為に先日キャスティングで購入した物だ。
竿はテンヤ真鯛用の竿を使用した。
カレイ釣り用の竿を持っていないのだから仕方なかった。

しばらく竿を出したが餌も取られず魚のいる気配さえまったく感じられなかった。
冷たい北西の風がウインドブレーカーの中にまで入り込み、寒い!。
カイロを出してポケットに突っ込む。
前日に従弟と飲んだ大吟醸のせいで、酔い止め薬を使用しなかった吾輩は船酔い寸前に・・・・。

増々風が強くなり白波が立つようになり、万石浦に戻り湾内の浅場で釣ることになった。
少しでも水深のある場所を探すが風を避ける場所となると2mぐらいの場所しかない。
さらにカキ棚近くは藻が多くてとても釣りづらいものがあった。
それでも「こんなところに魚がいるってか?・・・・」と思いながらも集中していたら、突然手ごたえが・・・・。
前回は黄金色のアイナメ(オス)だったが今回は40cmほどのメスが釣れて来た。

DSCN0821
これが今回の獲物

その後は全然当たりさえ無く、外道のフグも・・・万石浦のハゼさえ釣れなかった。
従弟が30cmのアイナメを釣っただけである。
今回も他の同行者(タケチャンマンN君)はまたもやボーズだった。

いくら物好きだと言っても、さすがにこの寒さ・波を経験したらリベンジは無理だろうから、来年、春まで諦めるしかないよなぁ。
なぁ、みんな・・・・。