

今日は、おふくろが入所する施設で行われた『芋煮会』にカミさんと参加した。
入所者の家族と施設の職員による懇親会である。
我々家族も手伝って準備する予定のはずが、職員の方々がてきぱきと物事を進めるためかえって邪魔になるからと、コーヒーや焼きマシュマロをいただきながらソファーにふんぞり返るだけだった。
10時半から外庭に用意したガスコンロに点火され、大きな鍋2つで芋煮が始まった。(写真)
外は時々強い風が舞うので、思うような火力が得られずとても時間がかかった。
それでも、地元宮城の味噌ベースで豚肉が入った芋煮と、醤油味牛肉仕様の山形風芋煮が出来上がり、ペットボトルのお茶、焼き芋と味噌おにぎりが添えられたテーブルに着いた。
それぞれのテーブルには家族と職員がランダムに着席した。
予定の時間が大幅に過ぎていたので13:00から予定していた懇親会を取りやめ、家族と職員が食事しながら・・・・のスタイルになったのである。
当初は「入所者もそれぞれの家族と一緒に食事するのかな?」と思っていたが、我々が思っている以上に食事に制約がある事を聞くとそれもそうだなと理解できた。
会話の中で、最近厚生労働省?から、老健ホームに於ける入所期間を以前のように短期(3ヶ月程度)に改善するよう指導を受けているような話を聞いた。
老健ホームは短期リハビリ後に家庭に戻す・・・・のが本来の施設としての目的なのでそれは当然だと思うが、14年も入所していて他の養護老人ホームへの入居を諦めているだけに、今更87歳のおふくろを他の施設に移す事なんてとても出来ない相談である。
まぁ、施設もそんな事はしない・・・と言っているからおんぶに抱っこで縋るしかないが、残り少ない余生を見取ってもらいたいとホントにそう思っているのだ。
昨日、田舎の弟から浅水・長谷山の小舘さん(長堀から嫁いだすみちゃんの旦那)が亡くなった連絡があり今日が告別式だと聞いていたが、吾輩はこっちを優先したので式には弟に代理出席するようお願いしておいた。