20120521kinkansyoku1今日、日本では25年ぶりに金環日食が見られると言う事で、日本は全国的に日食フィーバー一色だった。

東京など都心で金環日食が観測できるのは平安時代以来らしいので、400年?も前だと言うのではまるで東日本大震災発生並みの珍しさだ。だから、みんなが騒ぐのは当然だと思う。それほど珍しい事なのだ。

残念ながら我輩の住む仙台市は部分日食だった。ただ、金環日食はもちろん普通の日食でさえ、今後、生きているあいだに見ることができるかどうかわからない事を考え、話の種もあって濃いめのサングラスを2重に掛け覗いて見た。サングラスであっても直接太陽を見るのは×だと聞いていたからちょっとだけ・・・・。

じっと眼を凝らして細めにすると微かに欠けているのが分かる程度なので、やっぱり市販されていたグラスを買っておけば・・・・と後悔した吾輩だった。

昔、だいぶ前・・・・小学生のころ、日食を見た記憶がある。現代のような専用の観測グラスが無かったから、ローソクの油煙・煤を摺り付けたガラスを手作りして観測した事を覚えているのだ。学校からそのようにしろ・・・と教えられたものだが、それでも目が悪くなった・・・・なんて聞かなかったから当時はそれが普通だったようだ。

20120521kinnkannsyoku朝からテレビの映像を見ながら時々外に出て太陽を眺めていたら、6時過ぎには右上部から欠け始め、7時40分頃に写真(テレビの映像)みたいになっていた。仙台ではちょうど写真を反転したような形、つまり繫がっている部分が4時方向に見えたが、部分日食とは言え幻想的現象だった事は間違いない。