みやぎ県北高速幹線道路の事業説明会に出席した。

参加者は計画路線沿線の住人が対象で、多くは所有地が道路用地に掛かる人達ばかりである。

近所の方々は勿論のこと、久しぶりに出会う小・中学校時代の同級生もいた。

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この道路は、三陸道登米ICから東北道築館ICを結ぶ高規格道路として整備され、県北各地域の東西連携強化、地域開発、産業・観光の振興、文化交流促進を目的として経済成長期時代から計画されていた道路である。

完成がいつになるか分からないほどちんたらと工事をしていたと思っていたら、昨年の東日本大震災を契機に防災・減災や復興支援道路として国の3次補正予算で新規採択され急遽計画が前倒しされたと言う。

2年ほど前に説明会があったらしい。しかし吾輩はその時出席しなかった。多分当時のルートでは用地買収に関係なかったのでお呼びが掛からなかったようだ。今回、見直された新しいルートに田んぼが引っかかり、用地買収の対象になったものと推測している。
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・・・・で、航空写真に計画道路のルートが図示されたものを眺めると、所有地の水田(2反歩×2)の一角が道路用地に掛かっていた。田んぼがどこにあるかさえ承知していなかった吾輩だが、隣近所の方々から丁寧な説明を受けて初めて田んぼの場所がわかったのである。

最近は米の価値は下がりっぱなしで水田も価値が暴落し、買収金額も多分二束三文だと思う。だから買収金額には何のこだわりも無いのでむしろ早く工事が着工される事を願うばかりである。

完成予定は5年後の平成29年度のようだ。全面協力を約束するので車をよたよた運転する歳まで待たさないでほしいものだ。