初めて植えた里芋を収穫する為田舎に出掛けた。春先に、管理機(ミニトラクター)で耕しただけの畑に植えた、たった5株の里芋である。

満足に育て方も知らない素人が、「雑草を生やしておくよりはまだマシ・・・」と植えたものなのであまり期待していなかったが、やはり掘ってみるまではワクワクするものだ。

里芋自体はそれなりに結実していた。思ったよりまぁまぁの収穫だった。ただ、土被りが浅かった為なのか、土表面近くに飛び出た芋から新しい葉っぱが出ていたのには苦笑させられた。適当な時期に行う土寄せ作業を怠ったのが原因のようだ。

まぁこの里芋を含め、ここ数年植えたジャガイモとか枝豆、玉ねぎ・かぼちゃ等野菜が満足に育った物が一つも無いのは、やはり農家育ちとは言っても農業に関する知識不足にある事は否定できない悲しい現実だ。

ただ、「長い間ずっと荒地にしていた畑自体に活力がなくなった」事も大きな要因と思っていたから、「畑は土作りから始め無ければ・・・」と、ずっと前から堆肥の入手を模索していたのも事実である。

里芋の収穫で更地になった機会に畑の土壌を改善しようとやっと腰を上げたのは遅すぎの感がしないわけでもないが、前から情報を聞いていた堆肥センターへ直接出向き2トンダンプ1台分の有機堆肥を搬入してもらう事にした。2,000kgで運賃込み8,925円だった。

jpg堆肥はオガクズ・モミガラをベースに牛糞や有機肥料がバランスよく配合された物で、ふかふかさらさらしてとても取り扱いやすかった。まだ発酵途中なのか湯気が立つほどの暖かさで・・・・。




約1時間掛けて畑全体に20cmほどの厚さに撒布し、ミニトラクター(管理機)で土と混ぜ合わせたのが下の写真である。いかにも畑らしくなったのが実感できた。

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寒くなるにつれ雑草は心配無さそうだから玉ねぎでも植えてみようかと?思案中の我輩である。