メーン工事の堤体盛立て工事が完了しダムサイトから重機が消えた。ここがダム工事の現場かと思うほど静寂な空間が広がっていた。重機の音がしないせいで、熊が付近まで出没するらしいが・・・・。

平成14年5月に始まったこのダム工事は、主体作業が完了した事で出来高的にはもう終盤と言ってもいいだろう。ただ、工事が終ったわけではなく、付帯工事等もろもろの仕事はまだまだ残っていて、湛水まであと2年は続く事になっている。完成まではまだまだ長い道のりなのだ。

最盛期600人も働いていた作業員は、今日なんか80人ぐらいに減っていた。5年以上に亘って直接的あるいは間接的に携わってきた現場だから、作業員の数が減っただけでも終盤を迎えたことが分かると言うものだ。

残念ながら完成を見ないで退職する事になるが、後年ダム湖が碧い水で満たされた頃訪れる機会があるかも・・・・・。

あっ忘れるところだった!。丸○旅館のおばあさんが無くなったと聞いた。宿舎に泊まるようになって久しいから全然知らなかった。ご冥福を祈りたい!。