統一地方選挙真っ盛りの最近、8日の投票に向け選挙カーが右往左往している。朝から晩までうるさい事ったらありゃしない。Aの選挙カーが行ったかと思うまもなくBの選挙カーがやって来て、「○○候補のご健闘を祈ります」など、心にもない無責任な声がスピーカーから飛び交い交錯している。

我輩も選挙権を持っているので投票に行くつもりだが、市議会選挙と県議会選挙がダブって実施される為、誰がどっちに立候補しているのかも分らない。つまり、立候補している方々の名前もよく知らないのである。

我が家には選挙権を持つ者が我輩を含め4名いる。小さな町村の選挙だったら4票は非常に大きな意味を持つ筈だが、ここでの我が家は、別に組織票とは思っていないので当然自主投票になる。若くてハンサムな候補者、美人でボリュームのある女性、あるいは名前を連呼する回数が一番多い候補者・・・などなど、各自のフィーリングに合った「人物本位で選べばよい」事になっている。

まあ人物本位とは言っても、結局近所のおじさん・おばさんを選ぶようになる・・・と(我輩は)思うが、運良く眼鏡に適った候補者との接点はこの選挙期間だけで、実際の我輩の生活社会とは無縁なバーチャルなものでしかないのだ。

投票日の次の日から、また静寂で憂鬱な日々が始まるだろう。「政治家は何をやっているんだ!」と、自分が投票した個人・政党に文句を言いながらの生活が・・・・。