先日、施設に行った家内が、「又、太ったようで、着るもの(ズボン)が無いです」と言われたそうだ。以前から、施設の方には「なるべく寝させないで起こしておいてください」とお願いしているのに、この頃ずっとベッドに寝ている時間が多かったので少々心配していた。だから、この件に関しては施設にも責任があると思うので、家族のせい、いや本人のせいで肥えたような言い方には納得できないでいる。

話を総合すると、施設の担当者・介護士?が替わる都度、引継ぎが上手く機能しない為、入所者への対応が微妙にずれていると考えられる。「甲状腺に問題があるので・・・・いつも寝せておけば良い」と、前任者から引き継いだ節があるが、おふくろが甲状腺を患っている話など聞いた事もないし、糖尿病で太りすぎは禁物のような重大な事柄が引き継がれていないこと自体問題ではないか?。その内、とんでもない別な症状になっているのではと危惧している・・・・。

おふくろの症状は、現状認識が出来ないだけでなく、自分の身体の症状、悩み苦しみ等、理解することも訴える事も出来ない。2〜3分前のことを記憶出来ないので、本人の行動には意思が介在していないはずなのに、その2〜3分の間にまじめな返答をすることがあるからややこしくなる。本人を良く理解していない知らない者はそこでだまされる、あるいは間違った判断をしてしまうのだ。

「疲れた」「横になりたい」「歩きたくない」等と駄々をこねても、ハイ!そうですかとすぐベッドに連れて行くようなことはやめてほしいと思う。どうせ2〜3分もすれば忘れるのだから、だましだましで・・・お願いしたい。

以上、今年度のケア方針に対する意見として具申したことを書いた。