東北楽天イーグルスが、大リーグ帰りの岩村内野手に続きやはり大リーグから日本球界に復帰する松井稼頭央内野手を獲得した。
新しく就任する星野監督への球団からのお祝いと言えない事も無いが、このほかにも先発と抑えの投手を獲得する計画があると言うし、星野監督の年俸だって2億円は下らないと言うから、これまであまり金を掛けない楽天球団がセ・リーグの某球団並みに大金はたいて大型補強する事に驚きを感じる。
チームが弱いとファンが離れ経営に影響を及ぼす事態を知った球団がやっと重い腰を上げた・・・・と思っている我輩からしてみれば、それこそこれでやっと最下位から脱出しAクラスはたまた優勝も狙える体制が見えてきたのだから、星野効果で大盤振る舞いする球団を評価したい。
ポスティングシステムで大リーグ挑戦を目指したエースの岩隈が、交渉相手のアスレチックスと交渉決裂し、来年も楽天のユニフォームを着る公算が高いと報じられている事も吾輩にとっては嬉しい出来事である。10~15勝計算できる投手はそうそう居ないし、補強も難しいからなぁ。
今年楽天が最下位になった要因は得点力不足だと言われる。1試合平均4点でもちろんリーグ最下位だった。これが岩村、松井稼の加入で1.5点ほど得点力が増すと言う。今年リーグ1位のロッテが4.9点だったからそれを軽く超える打線つまり1試合平均5.5点のゴーゴー打線になるんだとか。
まぁあくまでも期待値なのでどうなるかよく分からないが、1点差で負けた試合が勝った試合数を大きく上回った事を考えると、得点力が1点上がる事は単純に考えてもAクラス入りは絶対に間違いない!。
ただ、補強で有力選手がいっぱい入ってくると、これまでぬくぬくやっていた選手に厳しい競争が待っているのは事実だ。優勝を目指す星野楽天が選手をどのように動かすか非常に興味があるが、これまで楽天を支えてきた選手達にはもっともっと気を入れて頑張れ!とエールを贈りたい。