ずっと前から「変形性関節症」と言う事で片付けていた持病の痛みが、『ヘバーデン結節』によるものである事を今日初めて知った。
いろいろ詳しく調べてみたが、症例が全く同じなのでまず間違いないと思う。
数年前に左手小指の末端(第一関節)が変形した時、掛かり付けのクリニックで「変形性関節症」と診断されたが『ヘバーデン結節』とは一言も聞かなかったし、「原因不明の有効な対処法が無い病気」と言われ諦めていたものである。
レントゲン撮影した映像では、親指を除く全ての指が第一関節の隙間が狭く白く映っていて、関節軟骨が磨り減りその周囲の骨が変形していた。ただ、リウマチとは似て非なるものと言われたのでひと安心した思いはあった。
この症状の原因はよく解明されていず、指の使いすぎによる疲労が考えられるが加齢とともに起こるらしいとしか判っていない。特に女性に多く見られ、男性は若い時(40代)に多く、高齢になると女性の10分の一くらいの割合になると言われている。「変形性関節症」全体では全国に700万人ほどの患者がいると推測されている。
この『ヘバーデン結節』について調べてみると、一定期間が過ぎると進行が止まり痛みも和らぐと書いてあった。一定期間がどれだけの期間になるのか良く解らないが、我輩の場合はまだ経過途中のようで時々しょっちゅう痛みが走る。疼痛と言うか鈍痛と言うかカミさんには到底理解されそうも無い痛みが・・・・。
特に最近は右手の薬指と中指が少し太くなったように感じ、ボウリングのボールを掴むのに違和感がでてきた。またそれとともに、指が良く曲がらないすなわち物を握る力が弱くなった事を実感しているので、これからゴルフのクラブや釣竿が握れなくなるのでは・・・・とホントに心配している我輩なのだ。
治療法は、塗り薬や痛み止めの消炎鎮痛剤を飲むだけしか無い様だが、先日「越前くらげから抽出した物質(ムシン)とコンドロイチン?を混合した物を関節に注入すると効果的」との実験結果が発表されたので、早い時期の具現化を願っている。