開幕から2連勝!。
開幕戦の鹿島アントラーズ、そして昨日の横浜M・・・・・と、強敵相手に2試合続けてのシャットアウトは、堅守仙台を象徴する見事な勝利だった。
特に、センターバック二人(鎌田、上本)が負傷で抜けた穴を、代役(渡辺、角田)がいとも簡単に埋めた昨日の試合を見ていたら、誰が出ても組織的な守りが出来る事が証明されたようで、さすが守りが売りのチームだと感心してしまった。
これまで、ベガルタ仙台は守りは良くても決定力に乏しく得点力不足と言われ続けてきた。
昨年も少ない得点をそれ以上に少ない失点でカバーし得失点差で4位の成績を残したが、圧倒的に引き分け試合が多かったのがそれを物語る。
しかし今年は少々違うように感じる。
2試合に先発出場した新加入FWウィルソンの存在がそうさせるのかも知れないが、いくらか攻撃的になったように見えるからだ。
他のチームで活躍するのはほとんどが外国選手である。
新しく仙台に加入したFWウィルソンも他チームの外国選手に引けを取らない突破力とテクニックを持っているのでそう見えたのかも知れぬが、いわゆる助っ人の彼がどんどん点を取るようになったら鉄壁の守備と相俟って鬼に金棒になるなぁ。
個人的にはFWウィルソンに大きな期待を賭けているのだ。
昨年チーム得点王の赤嶺が今季初ゴールを上げ今年も大量得点を期待できそうだ。
柳沢だってまだまだ捨てたものではない筈だし・・・・太田も関口も武藤もいる。
また、エースのリャン・ヨンギ(梁勇基)を怪我で欠きながらの結果・・・・・だと考えると、今年は守備だけではない新生ベガルタ仙台を垣間見る事が出来るのではないだろうか・・・・・。
シーズンはまだ始まったばかりだ。
最後まで優勝争いに一喜一憂できるようファンを楽しませて欲しいと心から願う吾輩である。