とうとう廻ってきた。

新年度から町内会本部役員の役割分担が・・・・。

町内会は13班くらいに分かれていて、毎年、それぞれの班毎に班長、その他環境、体育、防犯、婦人部などの役職が1年の任期で選ばれるのだが、吾輩が住む5班は世帯数が少ないこともあってあっと言う間もなく何がしかの役職が廻って来る。

だから、時々(3年に一度?)カミさんが何かの役職をしていたのは知っていた。何を担当したかは全然分からない。ただ、本部役員だけはやったことがなかったと思う。

現役時代を含めこれまでずっとカミさんにおんぶに抱っこだったせいで、町内会の活動についてはほとんど無知な吾輩なのだ。

誰も好き好んで役職を引き受ける人など居ない!のが実情のようで、各班とも同じような世帯数ならともかく多い班は5班の倍以上の世帯数があるのだから、不公平感が出るのは致し方ない事である。

そんな経緯もあって、昨年から同じ悩みを抱えていた4班が5班と合体し一緒に活動する事になった。これまで4班からも5班からもそれぞれの役員を出していたのが解消されたわけである。しかし、貸家・アパートに住む住人が輪番の対象に入らない事を考慮すると、まだまだ充足感には程遠いと感じる人も多いようだ。

そんな中、新年度から4班、5班を代表する本部役員に選出・・・・・いや指名されてしまった。

この本部役員だけは、ずっと同じ方がやっていたからこれまで選出されなかったとカミさんから聞いたが、最近は順番制に戻ったのか高齢化のせいなのか良く分からない内にお鉢が廻って来たようなのだ。

先日その4班と5班の会議に出席した。初めての事だからとカミさんを帯同しての参加だったが、出席者が少ない事にまず驚いた。大事な会議のはず・・・・と思うが出席率5割にも満たないようだった。

そして出席者のほとんどが女性つまりカミさん連中ばっかりだった。旦那衆は吾輩を含めて3人だけである。自分の事を棚に上げるつもりは更々無いが、他の家庭でも町内会の事はみんなカミさん任せにしているのがよく分かった。

順番であれば致し方あるまい!・・・・・と覚悟を決め、「今回はカミさんではなく私がやります」と声を上げたら、みんなが怪訝そうな顔をしていた。

29日にどんな仕事をするべきか知る事になるがもうやるしかない。