OSにXPが組み込まれたノートもデスクトップも購入後相当の年月が経過し、購入当時は256Mbとか512Mbでも十分だったメモリーが、2GBとか4GBが主流になった最近ではアプリケーションソフトを動作させるメモリー不足を痛感するようになった。

要するにソフトをダウンロードしたくとも、「ご使用の機器は、メモリー容量が推奨容量を下回っているため動作に不具合が・・・」とか「ダウンロード出来る環境にありません・・・・云々」等と、やんわり拒否される事態に何回も遭遇すれば、否が応でも何か対策が必要だと感じてしまっても可笑しくないのである。

で、早速メモリー増設に関する知識を調べてみたら、まるで目から鱗!状態に次から次と新しい知識を得る羽目に・・・・。そう言えばメモリーって何の役目を担っているのかさえ知らなかった我輩だから、容量の多少・・・なんてこれっポッチも気にもかけていなかったなぁ。

パソコンを起動すると、システムファイルやアプリケーションソフト等、動作するのに必要なファイルがメモリーに読み込まれるのだが、メモリーの容量が少ないとメモリーにあるファイルをハードディスクに一旦退避させ、領域を空けてから新しいファイルを読み込む事になり、これが処理速度低下を招く原因なのだと言う。

だから、アプリケーションの処理のみならずメモリーを増設すると起動時間も短縮されるのであれば、高速化の為にも増設が必要不可欠なのだ。

メモリーの価格も大分安くなっていて、ネットショップなどでは1ギガバイトの物が1,500円程度で入手出来る事も分かった。早速息子にネットで注文・購入してもらったら、デスクトップ用(DX667-1G×2)、ノート用(SDD333-1G)で11,000円あまり請求された。それでも店頭販売価格よりは大分安い事を実感している。

メモリーは形状による違いの他、パソコンの製造年代による規格や、同じ規格でも動作周波数が異なるものも有るので、アイ・オー・データ機器のウェブサイトを調べて選択した。それぞれの機器つまり自分のパソコンに合った製品でなければ装着できないようなので・・・・。

我が家のノートパソコンの場合、本体に組み込まれたメモリーは:標準256/最大768、ソケット数1/空1、増設単位:1枚、メモリー満タン:1280である。しかし、注文したメモリー(SDD333-1G)容量は1Gである。最大768MBを超えているのが素人には不安材料だが、メーカーが対応できると言ってるんだから信用するしかないよなっ。