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仙台港の沖防へ釣りに行った。

前回もその前の釣行時にも、海が穏やか過ぎて濁りも無く全然釣れなかった5月だったが、先週末に低気圧が通過し雨が降り続いた事で少しは濁りが出ているだろうと思って出掛けた。

ところが予想に反し、波が1m以下と静かな海に逆戻りし濁りもほとんど無し。新北堤防に比べれば波の打ち返しが強い沖防でもサラシがほとんど見えない状況に少々がっかりした。それでも乗っ込み時期の黒鯛を期待してフカセ釣りを始めた我輩だった。

前打ちの釣り師が釣果を上げた今日の沖防だが、朝から昼までの結果を見る限りではフカセ釣り師のほとんどは釣果が無かったようだ。我輩の周囲を見た限りではそう思えた。

エサ盗りの大群や、当て潮、南からの風そしてゴミ・藻の浮遊が一因である事は間違いないのだが、中でも、コマセを撒くたびに現われる異常な数のエサ盗りの群れには参った。仕掛けが馴染む前に付けエサを盗られるから全然釣りにならなかったからだ。

あのおちょぼ口の海タナゴが時々針掛かりするので多分このタナゴの群れだと推測しているが、メバルのような引き込むアタリも無いままに、知らない内にエサだけ盗られるのだからホントに参ってしまった!。参った参ったと言いながら、付けエサ1.5パックも使ってしまったのだから洒落にもならないが・・・・。

いつもならこんなにエサ盗りが多くなるのは暖かくなる7月過ぎだと思っていたし、ここ数年こうした状況が見られなかっただけに海に変化が・・・・と思いたくもなる。

こんな状況が続くようでは次回は前打ちも考えなくては・・・・。