この時期は、年末年始労働災害防止強調月間を前にした、特別パトロールを実施している。全現場とは言えないが、当社の代表的な現場を幹部がパトロールすると共に、協力会社事業主への安全研修を行う期間となっている。

昨日は八戸で新幹線工事現場の特別パトロールと、今日は火力発電所の通常パトロールである。明日は今年最終のFANK〜い倶楽部なので、予定では夕方早く帰宅して、一夜漬けの練習をする事になっていた。

9時前に現場に到着し、書類の点検やら現場の巡視、その後挨拶等通常の手順で仕事が進み、指導書を交付して帰社する事に。会社までは3時間半から4時間の行程だから夕方にはゴルフ練習に行ける筈である。

予定通りに事が運んでいた、と思っていたら、途中電話が入り已む無くUターンする事態に。協力会社の作業員が行方不明になっていると言う知らせだった。朝8:00前に、仲間と構内に入場していたらしいのだが、10:00の休憩時間になって居ない事に気づいたと言う。それも朝礼から・・・・・。

最近こうした施設では、テロ対策の為構内への入退場が厳しく、入構証の掲示とか受付などが必要で、第三者が簡単に入ることが出来ない仕組みになっている。外壁を乗り越えようとしても、センサーとカメラが連動してすぐモニターでわかるのだ。(一部工事中の箇所が乗り越えられる塀になっていたことを後で聞いた)。みんなと一緒に入構したのに出構した記録もないので、すわ事故か事件か!と全員が仕事を中止して捜索したが構内では発見できなかった。

結果的には夜9時頃パチンコ屋で発見された。パチンコをしていたようだ。無事に見つかったから良かったが、発注者を含め元請け、警察署など多くの方々に迷惑を掛けた事を思うと、非常に腹が立っている。

こうした自閉症あるいは認知症的な作業員を協力会社の直傭作業員と偽って入れる業者も問題だが、新規入場教育時に見抜けなかった現場に問題があるのだ。たまたま私がいたから付き合ったが、安全部の問題ではないのだよ。君!

明日は、ぶっつけ本番でやるぞ。大叩きを!。