昨日、専門職後見人である司法書士事務所に行き、書類関係の整理後おふくろの通帳類が返却された。
昨年の3月から専門職後見人が管理していた通帳類である。
専門職後見人は、おふくろの預貯金を通常貯金から信託に預け替えするために裁判所から選任され、手続き終了次第解任されるはずだったのだが・・・・。
しかし、裁判所の指示で引き続き3月まで・・・・つまり1年間財産管理を継続する事になったが、それまで16年以上も後見人を担って来た吾輩の管理が否定されたようで忸怩たるものがあったのは確かだ。
「まぁ、それなら仕方ないなぁ・・・・」と、吾輩が身辺介護、専門職が財産と、後見人として別々に管理していたが、昨年11月15日に本人が死亡した事で後見事務が事実上終了し、裁判所の指示が出たつい最近、やっと役務から解放されたのである。
思えば長い17年だったなぁ。
当時、隣家と境界紛争調停が進行中で、解決の為ならと弁護士に薦められるまま成年後見人に就任した我輩だったが、はっきり言ってこんな職務だと分かっていたら絶対断っていた。
財産管理だけならそんなに難しい事ではないのに、田舎に所有する田畑、土地建物の管理の他、身内と言う事もあり身辺介護までやらなければならなかったからとても大変だったのだ。
特に吾輩が働いていた時は、週2日は施設に出向いておふくろの面倒を見てくれた他に、出張がちだった吾輩に代わり職務の代行までやってくれたカミさんには頭が下がりま〜す。
何しろ、平成10年9月24日からずっと・・・・17年以上もおふくろの世話してくれた以外に田舎の庭、畑の草取りも文句も言わずやってくれたのだから・・・・。
ところで、専門職後見人が選任され預貯金を信託に預け替えしたけど、わずか4ヶ月で解約する事になったのは結果的に無駄だったのではなかったか?。
余命いくばくもない高齢者の財産・・・・ってことなんて考慮しないんだろうか?。
裁判官としては、後見人が起こす不正・犯罪を心配するあまり・・・・つまり被後見人の財産を裁判所の目に届く信託に預け替えさせる為に専門職後見人を選任したと思うのだが、17年間も誠実に業務をこなして来た吾輩のような親族後見人は信用出来無いと言われたに等しいのだから、ホントやりきれません。
まして、その信託を解約する為、残された相続人には関係書類の整備を含め相当の手間暇が掛かるし・・・・。
また、専門職後見人には当然後見報酬が支払われるわけだが、預貯金を預け替えするだけで?50,000円だというのだから司法書士っていい商売だよなっ!。
たったこれだけの期間なのに信託会社への手数料(金額未確定)も発生すると言うし、相続関係者からすればなんか複雑な気持ちなんだけど・・・・。
被後見人の財産を守るための信託が、逆に手数料の取り合いで目減りするのは如何なものか?。
まさか持ちつ持たれつの関係じゃないよね・・・・なんて疑りたくなる吾輩である。
下衆の勘繰りだけど・・・・。
昨年の3月から専門職後見人が管理していた通帳類である。
専門職後見人は、おふくろの預貯金を通常貯金から信託に預け替えするために裁判所から選任され、手続き終了次第解任されるはずだったのだが・・・・。
しかし、裁判所の指示で引き続き3月まで・・・・つまり1年間財産管理を継続する事になったが、それまで16年以上も後見人を担って来た吾輩の管理が否定されたようで忸怩たるものがあったのは確かだ。
「まぁ、それなら仕方ないなぁ・・・・」と、吾輩が身辺介護、専門職が財産と、後見人として別々に管理していたが、昨年11月15日に本人が死亡した事で後見事務が事実上終了し、裁判所の指示が出たつい最近、やっと役務から解放されたのである。
思えば長い17年だったなぁ。
当時、隣家と境界紛争調停が進行中で、解決の為ならと弁護士に薦められるまま成年後見人に就任した我輩だったが、はっきり言ってこんな職務だと分かっていたら絶対断っていた。
財産管理だけならそんなに難しい事ではないのに、田舎に所有する田畑、土地建物の管理の他、身内と言う事もあり身辺介護までやらなければならなかったからとても大変だったのだ。
特に吾輩が働いていた時は、週2日は施設に出向いておふくろの面倒を見てくれた他に、出張がちだった吾輩に代わり職務の代行までやってくれたカミさんには頭が下がりま〜す。
何しろ、平成10年9月24日からずっと・・・・17年以上もおふくろの世話してくれた以外に田舎の庭、畑の草取りも文句も言わずやってくれたのだから・・・・。
ところで、専門職後見人が選任され預貯金を信託に預け替えしたけど、わずか4ヶ月で解約する事になったのは結果的に無駄だったのではなかったか?。
余命いくばくもない高齢者の財産・・・・ってことなんて考慮しないんだろうか?。
裁判官としては、後見人が起こす不正・犯罪を心配するあまり・・・・つまり被後見人の財産を裁判所の目に届く信託に預け替えさせる為に専門職後見人を選任したと思うのだが、17年間も誠実に業務をこなして来た吾輩のような親族後見人は信用出来無いと言われたに等しいのだから、ホントやりきれません。
まして、その信託を解約する為、残された相続人には関係書類の整備を含め相当の手間暇が掛かるし・・・・。
また、専門職後見人には当然後見報酬が支払われるわけだが、預貯金を預け替えするだけで?50,000円だというのだから司法書士っていい商売だよなっ!。
たったこれだけの期間なのに信託会社への手数料(金額未確定)も発生すると言うし、相続関係者からすればなんか複雑な気持ちなんだけど・・・・。
被後見人の財産を守るための信託が、逆に手数料の取り合いで目減りするのは如何なものか?。
まさか持ちつ持たれつの関係じゃないよね・・・・なんて疑りたくなる吾輩である。
下衆の勘繰りだけど・・・・。