団塊の世代として2007年問題を論ずるのは避けるが、そうした宿命に生まれた者としてはいささか今の世の仕組みに疑問があると感じている。特に、今後の余生を占う意味で、年金の多い少ないには大きな関心を持っているのだ。
政府は、改正高齢法で65歳までの定年引き上げ、あるいは継続雇用制度などの導入を図り、年金を一定の年齢まで支払わない事を画策した。それもこれも我々団塊世代の人数が多いことがそもそもの要因であることは間違いないが、いま年金生活している人々を支えている原資を我々から取るだけ取って、我々が貰う以上に支払っている現実を見ると、ホントに頭にくる!。「将来年金が破綻する」のは誰のせいなんじゃっ!
60歳を超えても働ける健康な人はいいが、働きたくとも働けない人も多く入るはずだ。また俺らみたいに、もう42年も働けば十分だと思う輩もいっぱい居ると思うので、年金を支払えないから65歳まで働けと言う論理が全くわからないのだ。
確かに日本人の平均寿命は高く、老人達がちまたにごろごろ居るが、65歳までに体調を崩したり急逝する者も少なくない。だから、残り少ない期間(神のみぞ知るか・・)は、好きな事をして自由気ままに暮らすのも一つの人生だと思うがどうだろう?。
その、定年までへのカウントダウンが始まった。残り365日。あっという間に過ぎ行く時間ではあるが、1日1日精一杯勤めて行きたい。